劇団熱血天使は「全ての人に志を」を理念として活動しています。
そもそも志とは何なのでしょうか。
誰もが持ちうるものなのか、選ばれた人にのみあるものなのか、持たなくても生きていけるのか、
その辺りの議論に関しては星の数ほど意見があって、答えは中々出てきそうにありません。
ただ、分かっていることは、「志は志に火をつける」ということです。
科学にせよ、芸術にせよ、政治にせよ、経済にせよ、宗教にせよ、
その根本にあるのは、何者かの熱い人生です。
その人生に触れることで、我々の志が目を覚まします。
むしろ、それ以外に手段はないと私は信じています。
千差万別の人生が可能となった現代において、
かつて「偉人」と呼ばれた人間と、
完全に同じシチュエーションは無いでしょう。
それでもなお、彼らの生きざまは私たちの人生を照らす北極星として、今も輝き続けています。
すでに志を抱いている人にも、
これから抱いていく人にも、
かつて抱いていた人にも、
全ての人に、志を。
水谷暖人
主宰プロフィール
水谷暖人
主宰/脚本家/作家
1988年3月23日生まれ。
東京都多摩市出身。
明治大学文学部心理社会学科卒業。
読書家の父の影響により、辞典、マンガ、小説など種類を問わず、多くの活字に触れる幼少時代を送る。
自然と、学者や小説家を志すようになり、2006年4月に明治大学文学部心理社会学科に入学。
大学在学中には、さらに幅広い分野の文学に触れることで、文学への面白さ、自分の作品を執筆することへの情熱を高めていく。
友人達と共に文筆修行を目的とし、舞台公演を企画、好評を得たことで、2008年に20歳で劇団熱血天使を立ち上げ、座長、脚本家として本格デビューを果たす。
2009年、吉田松陰を主人公とした舞台の脚本を執筆、上演し、歴史愛好家や歴史研究家、多くの小劇場ファンより好評価を得る。
以後は、自分の研究している、歴史上に生きた偉人たちの活躍を脚本にすることに特化し、公演の回数を重ねる。
24歳で手がけた、第6回公演では、観客動員数1000人を突破。2013年には、劇団に有志のファンクラブができるほどの盛り上がりを見せている。
2014年には、劇団熱血天使として、第10回公演を迎えた。