第十回公演「松陰の夢〜志は死なない」
あらすじ
日本が生んだ純粋の極致を、あなたは体感する──
吉田松陰(よしだ・しょういん)は山口の萩にて松下村塾(しょうかそんじゅく)を開きました。
そこから明治に活躍する人材が山のように出たわけです。
この吉田松陰という青年、今で言うとさりげなく前科二犯の犯罪者。
かといって誰かを害した訳ではなく、日本を憂えてした行動がことごとく失敗しての逮捕でした。
教室は八畳、彼が教えた生徒達は農民から士族までとバラエティ豊か。
三十歳を待たずして、処刑台の露と消えた吉田松陰。
彼の死を持って、日本は大きく回天していく。
"器用に生きる必要はない。たとえ、愚かと罵られようと、この日本のため、己の信じる一つの道を、ただひたすらに歩んで欲しい。"
──志は、死なない──